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伊藤忠社員はなぜ中国に拘束された?公表しなかった理由は忖度か!

伊藤忠商事の40代男性社員が中国の国家安全当局に2018年2月下旬から拘束されていることが判明しました。

長期間に渡って日本人が拘束されるのは異例の事態となります。

伊藤忠商事の社員はなぜ中国に拘束されたのでしょうか?また、伊藤忠商事が1年間公表しなかった理由は何なのでしょうか?

伊藤忠商事と中国の関係について迫ります。

伊藤忠社員が中国に拘束されていたことが判明

伊藤忠商事の男性社員が2018年2月より1年間に渡って、中国国家安全当局に拘束されていたことが判明しました。

JNNが報じている内容は以下となります。

 広東省広州市の国家安全局に拘束されているのは、大手商社・伊藤忠商事の40代の男性社員です。関係者によりますと、男性は去年2月下旬に国の安全を害した疑いで、スパイ行為などを取り締まる国家安全局に拘束されたということです。男性はすでに起訴されていますが、男性がどのような行為をし罪に問われたのか詳細はわかっていません。

伊藤忠は、広州市で中国企業と合同でリニア地下鉄の業務などに携わっています。伊藤忠の広報部はJNNの取材に対し、男性社員が拘束されている事実を認め、「現在状況を確認しています」とコメントしています。

出典:JNN

また、朝日新聞の報道では、この男性社員は中国駐在員ではなく、日本に勤務しており旅行で中国に行った際に拘束されていることが明らかになっています。

要点をまとめると以下となります。

・拘束理由は”中国の安全を害する行為”を行ったため

・男性社員はすでに起訴されている

・社員は勤務中ではなく旅行中に拘束

・伊藤忠商事は事実を認めているが、”状況確認中”とコメント

1年前から拘束しているにも関わらず、伊藤忠商事は「状況確認中」として詳細を明らかにしていないこと、また、拘束された事実を公表していなかったことから、何か裏事情があるのではないかと勘ぐってしまいますよね。

伊藤忠社員はなぜ拘束された?何をしたのか?

現時点で伊藤忠商事の社員がなぜ拘束されたのか?何をしたのか?については公式発表されていません。

過去に日本人が中国に”スパイ”として拘束された事例から考察しました。

中国に拘束された日本人事例①

2015年5月には、愛知県の50代男性がスパイ罪で中国に拘束されており、2018年に懲役12年の実刑判決が言い渡されています。

2015年5月:スパイ罪で拘束

2018年7月:懲役12年の実刑判決

この男性は、中国国内で撮影禁止の軍事拠点近くで写真撮影をしたことが原因でスパイ罪として拘束されたと見られています。

15年5月に拘束された愛知県の50代男性は、中国が軍用ヘリポートや埠頭の建設を進める浙江省温州の南●(=鹿の下に机のつくり)島を調査していたとみられる。

出典:産経ニュース

中国に拘束された日本人事例②

2015年には日本語学校幹部の日本人女性(57歳)がスパイ罪で拘束されており、2018年に懲役6年の実刑判決が言い渡されています。

2015年6月:スパイ罪で拘束

2016年7月:起訴

2018年12月:懲役6年の実刑判決+5万元(約82万円)罰金

このケースでも長期間に渡って拘束された後、実刑判決が下っていますが、スパイ行為が具体的に何を指しているのか不明となっています。

中国に拘束された日本人事例③

2017年3月には、千葉県船橋市の地質調査会社「日本地下探査」の社員が温泉開発のために地質調査をしていたところ拘束されています。

2017年3月:スパイ罪で拘束

2018年5月:起訴

軍事施設を撮影していたことが原因でスパイ罪に問われています。

伊藤忠社員の拘束理由は軍事施設撮影?

過去の事例から判断すると、伊藤忠社員は撮影禁止区域で写真撮影をしたためにスパイとみなされた可能性がありそうです。

拘束されたのは中国旅行中の出来事ということで、伊藤忠商事の仕事内容とは関係ない可能性が高そうです。

伊藤忠が社員拘束を公表しなかった理由はなぜ?

伊藤忠商事が社員が中国に拘束されていることを1年間に渡って公表しなかった理由は、中国への忖度なのではないかと推測します。

伊藤忠商事は大手商社の中でも中国と関係が非常に深く、中国国有企業であるCITICに6000億円を投じるなど近年は積極的に投資をしてきました。

元社長・会長である丹羽宇一郎さんが2010年から中国大使を務めていたほど、伊藤忠は中国と親密な関係であり、中国ビジネスから利益を確保しています。

伊藤忠商事は社員が中国に拘束されていることを公表することにより、中国との関係性にヒビが入ることを恐れたのではないでしょうか。

ましてや、社員は勤務中ではなく旅行中に拘束されていますから、伊藤忠商事から発表することは避けたのでしょう。

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